行動計画通りに業務を進められず悩んでいる人は、その原因を知り、しっかり対策しましょう。行動計画を立てる際は、優先順をつけることがポイントになります。優先順位が決まっていれば、落ち着いて次の行動に移れます。業務ごとに時間制限を設けて、困ったときは周囲に協力を求める姿勢も必要です。業務内容が同じでも、実施する時間が日によって異なるケースもあるので注意してください。行動計画を立てる際に効果的なのが、ワークシートの活用です。
行動計画を立てることに苦手意識がある人も少なくないと思います。優先順位が分からず、せっかく行動計画を立てても予定通りに進まない人は、その原因を探ってみましょう。行動計画通りにいかない原因としてまず挙げられるのが、知識不足です。業務に関する知識が不足していると余計な手順が発生します。そうならないよう、しっかり予習をした上で業務に取り組みましょう。また、細かいスケジューリングができていないと、想定よりも時間がかかってしまいます。
優先順位をつける前に、その日の業務を全て書き出してみましょう。勤務時間内で自分がすべきことをリストアップします。その日の業務を1つにまとめて確認できるアイテムがあると便利です。それを時系列順に並べ、業務ごとに時間制限を設けます。患者の状態によっては予定よりも時間がかかる場合があるため、その際は周囲に助けてもらいましょう。ただし、業務の優先順位をつけるのはあくまで自分自身です。患者にとって必要なことは何かを忘れないようにしてください。
行動計画を立てる際はワークシートを活用してください。ワークシートの各項目を記入する際は、それと同時に必ず優先順位をつけましょう。その際のポイントとなるのが「重症度」と「緊急性」です。自信のない人は、始業前にあらかじめ記入しておくことをおすすめします。また、業務中に現在の進捗状況が分かるように、都度チェックマークをつけておきましょう。こまめに見直し、抜けがないようにしてください。忙しいときほど、ワークシートの活用がカギになります。